コーギーってどんな犬?【 コーギー・ブリーダーズ 】

現在の登録犬数9頭|登録ブリーダー数33


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コーギーってどんな犬?

コーギーの魅力

コーギーの子犬胴長短足のユーモラスな体型と大きく立った耳、そして真っ黒で
つぶらな瞳が特徴的な、ニコっと笑ったようなお顔が愛くるしい
ウェルシュ・コーギー♪

ぷりぷりしたお尻を左右にふりながら、短い足でちょこちょこ歩く
姿に癒された方も多いのではないでしょうか?

イギリスでは、エリザベス女王の愛犬としてメディアに登場し、
ロイヤルドッグとして人気になりました。

日本でコーギーの人気に火がついたのは、小泉今日子さんの
『午後の紅茶』のCMに登場してからといわれています。

今もその人気は衰えることなく、常にJKC登録頭数の上位をキープ中です!

コーギーは『妖精の犬』と呼ばれていますが、それは昔、故郷のウェールズで
妖精を背中に乗せて野山を走り回っていたという言い伝えがあるからだそうです。

首から肩にかけて生えているふさふさの毛の部分が、
妖精が乗ったときにサドル代わりをしていたとか・・・

愛らしいコーギーにぴったりの夢のあるステキな言い伝えですよね。

コーギー(CORGI)の名前の由来は、ウェールズ語のCOR(小人)GI(犬)からきています。
直訳すれば小人犬ですが、小人が飼っていた犬とも解釈され、
それが「妖精の犬」になったのかもしれません。



2種類のコーギー

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク コーギーには「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と
ウェルシュ・コーギー・カーディガン」という2種類の
犬種が存在します。

一般的に知られているのが「コーギー・ペンブローク」で、
上記の小泉今日子さんのCMに登場し、人気が出たのも
こちらの犬種になります。

「コーギー・ペンブローク」の特徴として、最初に挙げられるのが、
尻尾(シッポ)がほとんど生えていないということです。

これは、「ペンブローク」の犬種スタンダードで断尾が定められているため、
シッポが生えていたとしても、生まれてからすぐ断尾が行われるためです。
(生まれてからすぐの断尾は、まだ神経が通っていないため無痛です。)

牧畜犬時代、牛や羊を追いかける際に、長い尻尾を牛や羊に踏まれてしまい怪我をする
子が多かったため、怪我を未然に防ぐために断尾をするようになったと言われています。

ただ、最近では動物愛護の考えから、ヨーロッパ(特にイギリス)を中心に、
断尾が見直される傾向が出てきました。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン それに対し「コーギー・カーディガン」の犬種スタンダードでは、
断尾は定められていません。

そのため「カーディガン」は狐のような長いシッポをしている
のが特徴です。

他にも、「カーディガン」の耳先はやや尖っているのに対し、
「ペンブローク」の耳は丸みを帯びています。

ただ、この2犬種は外見上よく似ており、昔はドッグショーで同じ犬種として扱われてきました。
(プロのブリーダーでもシッポ以外の特徴で判別することが難しいほどです。)

イギリスケンネルクラブ(KC)は、1943年よりこの2つを区別するようになり、アメリカケンネルクラブ
(AKC)では1993年より、ようやく別々の犬種として扱われることになりました。

なお、日本ではまだ「カーディガン」は「ペンブローグ」に比べて珍しい種類のようです。
(登録頭数で「ペンブローク」30,000頭に対し、「カーディガン」は300頭ほど)

日本においては、コーギーといえば、ほぼ「ペンブローク」と考えて問題ないでしょう。




コーギーの歴史

「ペンブローク」も「カーディガン」も、イギリスのウェールズが発祥の地なのは間違いないのですが、
起源的にはこの2つの犬種は全く別の流れから来ているといわれています。
(ちなみに、ウェルシュ・コーギーのウェルシュとは「ウェールズの」という意味です。)

カーディガンはダックスフンドを起源としており、紀元前1200年ごろケルト民族によって
中央ヨーロッパからウェールズのカーディガンシャー地方に持ち込まれ、
そこで発展したと考えられています。(つまり、その歴史はなんと3,000年以上!)

一方、ペンブロークはスピッツ系といわれ、1107年にフランダース地方の織工によって
ウェールズのペンブローク地方に連れてこられたという説が有力です。

とはいえ、コーギーの起源についてはその他にもいろいろな説があり、確定には至っていません。

カーディガンもペンブロークも、イギリスに持ち込まれてから長い間、
牛追いなどの牧畜犬として活躍していました。

また、コーギーはイギリス王室の縁の深い犬としても知られています。

牧畜犬である事からも察しが付くように、忠実で非常に頭が良く順応性が高い事から、
12世紀にヘンリー2世がペンブロークを飼っており、19世紀にジョージ6世が
カーディガンを王室で飼い始めました。

エリザベス女王も子どものころ父親から遊び相手としてペンブロークを送られたそうです。

そして、現在もなおコーギーは王室の犬としてロイヤルファミリーに愛され続けています。


コーギーの特徴

コーギーの子犬 1.ウェルシュ・コーギー・ペンブロークのスタンダード


犬のスタンダードとは、犬の純潔性を守るためその犬の理想の
形態や気質などを細かく定めたものです。

ここでは、JKC(ジャパンケンネルクラブ)が定める、「ウェルシュ
・コーギー・ペンブローク
」のスタンダードを大まかに記載します。

◎全体的外観
地低く、力強く、たくましい体つき。機敏で、活動的。小さな体は、
充実した体躯構成とスタミナを備えている。

◎性格
外向的で、友好的。シャイであったり、攻撃的ではない。

◎被毛
中位の長さで直毛。アンダーコートは密。やわらかい毛・ちぢれ毛・ごわごわした針金状の粗い毛質でもない。

◎毛色
レッドかセーブル、フォーン、ブラック&タンの単色で、脚、前胸、頸の白斑はあってもなくてもよい。
頭部や前顔部に白があるものも許容される。
ただし、白の方が優勢なものは、スタンダードから外れるとされる。

◎サイズ
体高:肩部での体高は、約25cmから30cm
体重:牡:10kgから12kg  牝:9kgから11kg

そのほか、耳や尾、頭部など、各国のケンネルクラブによって異なるものの、
スタンダードが詳細に決められています。

スタンダードから逸脱している場合繁殖には不向きといわれていますが、なんらかの理由で
そうしたワンちゃんを飼うことになった場合でも、それはその個性であるといえます。

愛情をたくさん注いで育ててあげてくださいね。


2.コーギーの性格と特徴

個体差もありますが、一般的にコーギーの性格や特徴は次のようにいわれています。

・明るくて頭がよい
・活動的で好奇心旺盛
・優しい性格で人間が大好き。そのため、飼い主には従順
・体力があり、運動能力も抜群
・テリトリーに対する意識、警戒心が強い
・カーディガンよりペンブロークのほうが興奮しやすい
・勇敢


こうした特徴を見ると、コーギーが飼い主とよい関係を
築きやすい犬種だということがよく分かりますね。


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